ファインバブル マイクロ ナノ バブル 二相流旋回方式 自在気泡


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ファインバブルとは 原理と特徴 効果と用途 ラインナップ サニタリーライン CIP代替洗浄 チョウザメの養殖 例

■ ファインバブルとは

当初「マイクロバブル・ナノバブル」という名称は微細気泡の直径が1〜60マイクロメートルか、100〜200
ナノメートルかによってそれぞれマイクロバブル、ナノバブルと呼ばれていた時期があったが、その基準が、曖昧で
あり、その性質もはっきりした区別がつかず、さらに半導体分野ではサブミクロン(サブマイクロメーター)という
単位を、一般的に使用していることも混乱を招く一因になっている.
また、欧米ではナノトキッシク(ナノ毒)のイメージがナノバブルという言葉から連想させることから、2013年
バブルと12月13日の第2回ファインバブル国際会議(京都)でマイクロバブル・ナノバブルをひとまとめにして
ファイン称すること、ならびにナノバブルを指すときはウルトラファインバブルと称するに決定した.

2017年6月、国際標準化機構(ISO)が正式なファインバブルの定義を決定した.
このうち直径1マイクロメートルそれによると、直径100マイクロメートル未満の泡をまとめてファインバブルと
呼び、1マイクロ以上の泡を「マイクロバブル」、直径1マイクロメートル未満の細かい泡を「ウルトラファイン
バブル」と呼ぶこととした。

ファインバブル(国際標準化機構 ISO )
  ウルトラ ファインバブルマイクロバブルミリバブル / サブミリバブル
泡  径
同サイズの
比較対象物
数十nm〜1μm
■ ウイルス:数十〜100nm 
■ タバコの煙:数十〜500nm
1μmから100μm
■ スギ花粉:約30μm   
■ 黄砂:500nm      
100μm以上
■ 通常の泡:数mm〜      
■ 髪の毛の直径:約80〜100μm
観  察 不可能(無色透明)可能(白濁)可能
動  態 水中に長期残存(液中安定性)
寿命:数週間〜数ヶ月の寿命
浮力よりも粘性力が大きい
非常にゆっくりと上昇
直径1μmの気泡で約3mm/分
(ミリバブルの1/2000程度)
上昇速度が速い
直径1mmの気泡で5〜6m/分
ブラウン運動(微細振動)水中で消滅水面で破裂

ファインバブル産業界(FBIR)より引用

■ 二相流旋回方式 アクアエアー 動画( 「NHK アインシュタインの眼」 より youtube.com )
  二相流旋回方式で基本的には筒の横から液体を入れて内部で複数相を往復で回転させ、筒の後部から気体を
  吸い込み、内部で細かく剪断して、吐出口から出る時に微細な気泡(ファインバブル)にするものです.
  この方式は泡(気泡)の大きさ(径)を自由に変化させることができます.
  また、基本的には液体の中に気体を入れる「気・液」が主流ですが、気体と気体「気・気」や、液体と液体の
  「液・液」も可能で、エマルジョンを作ることもできます.
  更に、発生器自体を微量な量の超小型から、魚介類などの養殖場・ダムなどの超大型まで1台で稼動可能なものまで
  制作可能です.